カラスの雛の飼育記録
<< 1 2 3 4 5 6 7 >>

カラスの飼育D  -3-

2005/05/29                     ←BACK TOP NEXT→

卵が産みつけられてからちょうど3週間目、ついにカラスのヒナが誕生しました。なんと全身真っ赤で産毛が少し生えています。にわとりのヒヨコに比べるとなんとも弱弱しい感じです。巣の大きさから言って、このヒナ全部が巣立ちまでにこの巣の中にとどまることは不可能。だとすれば、これから激しい生存を賭けたバトルがこの4羽のヒナ同士で始まることになりそうだ。せいぜい1羽か、運が良くて2羽。

強いものが親の餌を独り占めし、餌を独り占めできたヒナがますます強くなり、餌を貰い損ねたヒナは衰弱死か転落死ということになるのかもしれない。なんと自然は厳しいものか。「カラスなぜ鳴くのカラスは山にかわい〜いななつの子があるからよ〜」などという童謡の歌詞とはほど遠いもののようだ。

この4羽のうち3羽は助からない運命にあるらしい。とすれば、そうなる前に捕獲して人口飼育してみようかな。もう少し様子を見て、どのヒナかが生命の危険にさらされていそうなら、すかさず一番元気なヒナから2羽ほど保護して飼育を試みたいな。うまくいくかどうか、自信はないけれど・・・。

カラスの飼育E

2005/06/01

あや! なんということ! 4羽いたカラスのヒナがすでに1羽淘汰されて、残り3羽になっていた。しかも、たった1羽だけが異常に大きくて残りの2羽は今にも死にそうだ。しまった! 1日遅かった。さすがに5月29日に見たときは、あまりの幼さに飼育する自信がなかったので、2、3日様子を見ることにしたのがいけなかった。なんと自然は厳しいことか。

この巣はどうみてもカラスのヒナが1羽分のスペースしかない。とすれば、すぐにでも1羽だけ残して後2羽を人口飼育することにしよう。ただし、鳥は飼ったことがないので自信は全く無い。が、このままほうっておいてもいずれ死ぬのなら、ダメもとでチャレンジしてみよう。

バケツを取りに帰って再び巣に向かうとなんと「ガアーッ」と親カラスの襲撃を受けた。隣家の無線のアンテナから私めがけて急降下し、頭スレスレをかすめて飛び去っていく。ヒットアンドランアタックの繰り返しだ。こりゃたまらん。頭をあのクチバシでこずかれたら脳震盪おこして梯子から落下するやもしれない。急いで帽子をとりに帰って再挑戦することとしよう。

★広告の決め手は
 キャッチフレーズ。
 明日からできる方法はこちら。


<< 1 2 3 4 5 6 7 >>
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送