カラスの雛の飼育記録
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カラスの飼育L   -完-

2005/06/10                    

先日、カラスのヒナの太郎が死亡した。元気にエサをねだっていたのに、なにかのきっかけで急におとなしくなって以降、元気を失い、呼びかけに頭を上げるけれども口を開けて鳴く力がなくなった。食べ物の消化不良かも知れないし、長時間放置したことによる絶望感、愛情不足、などのストレスかもしれない。いずれにしても、はっきりとして原因は私達に分かるはずもない。

ついで、後を追うように次郎も元気を失い、まったく太郎と同じように息を引き取った。妻と二人でガックリとうなだれしまった。カラスのヒナとはいえ、死なれるとつらい。なんの知識もなしにヒナを親ガラスから取り上げたのはまちがいだった。私達が育てることができなかった、ハッキリとしたひとつの原因はヒナを親ガラスから引き離すのがあまりにも早すぎたということだ。

それに、いろいろインターネットで調べたら、カラスのヒナの飼育方法については無いに等しく、たとえ飼育している人があったとしても、カラスの飼育には賛成できないという立場から、具体的な飼育方法についてはあえて、言及していないのである。そればかりか、カラスのペットとしての飼育は違法であり、飼育するには許可が必要で、その許可は通常下りない、とさえある。さらになぜカラスを飼うべきでないかについてデメリットがずらずらと書いてあって、それでもというのなら自己責任で・・・と言う具合なのだ。それを読むと今回ヒナカラスの太郎と次郎が、無事育ったとして、その後20数年にも及ぶカラスとも共存生活がどんなものになるかをおおよそ想像できる。さぞかし、大変な毎日になったであろう。


しかし、どの飼育経験者も一様に、「絶対におすすめできないが、飼い主としてはカラスはやっぱりカワイイ」としめくくっていらっしゃるのもうなずける。私達はわずか2週間にも満たない付き合いだったけれど、目の開かないヒナでさえ、呼べば必死に反応する姿や、「ウンチするぞう」とおしりをこれ見よがしに振ってからウンチを巣のふちにする様子を思い浮かべると、こうして書いているうちにも目が涙でくもってしまう。(>_<。。。

カラスの飼育【完】

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