野ネズミの飼育記録
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もぐら?       -3-

2005/05/18          

生後12日の野ねずみの赤ちゃんです。目はまだ開きません。しかし、その動作は結構すばやくなりました。つかまえると、見えない目で一生懸命安全な場所を探して逃げようとします。

しかし、やはりまだ、1分間前後おおさわぎした後、電池でも切れたかのようにおとなしくなります。ところで、ずいぶんと毛並みもよくなり、つやも出てきました。ヒゲもしっかり生えてかわいくなってきました。


もっぱら、お母さんのおなかの下で仰向けになってオッパイ飲んでます。お母さんが巣にいないときは兄弟2匹でしっかり寄り添って寝るか、お互い下にもぐりこもうとしてレスリングのようなことをしているようです。

わずか12日でこのような目覚しい成長をしていくのはおどろきですが、また、12日たっても目がまだ開かないというのも実はおどろきです。

なにか理由があって目が開かないのでしょうか。


想像するに、元来野ねずみの巣などというのは土の中や岩の下、あるいは屋根裏や床下の暗いところ。したがって目が早く見えるようになったところで意味はないからかもしれません。目を見ると、いつ開いてもおかしくない状態のようないので明日かあさってには開くかもしれません。すっかりかわいくなりました。

まだ、もぐら?

2005/05/18

あんまり可愛いので、電池切れになったのを見計らって手に取ってみました。よくみるとかわいいですよ。ヒゲも一人前です。生まれたときは小指の第2関節ぐらいのおおきさにも満たなかったのに、たったの12日でこれ、ご覧のとおり。まだ、抵抗して噛み付くことをしりません。手のぬくもりで安心して休んでいるようにも思えます。

     

嗅覚はとても鋭いようで、犬に近づけたりすると目が見えないにもかかわらずパニックになります。つめはまだ鋭くありません。母親のおなかや兄弟をキズつけないためでしょうか。しっぽも母親に比べて、体長の割にはまだ短いようです。ちなみに母親のしっぽの長さは自分の体長以上です。データによればあと23日で初出産が可能だそうです。寿命は自然界ではわずか1年とすこし。

短い一生をものすごいスパートで駆け抜けて行ってるなあ。しかも最初からがんがん飛ばして。ねずみに生まれなくてよかった。 遺伝子の研究にふさわしいというのもなんだか納得。


   


もう、こうなったら笑うしかない。カワイイを通り越して思わず顔が笑ってしまう。残念、まさか、野ネズミをペットにしてポケットに持ち歩く訳にもいかないし、でも、野ネズミにもこんなカワイイ時期があったんだ。ん〜・・・。
  

         
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